通関士の難易度

通関士の難易度

通関士の難易度を正確に理解していない方が非常に多いと感じます。
よく言われているのが、それほど難しくないということです。

確かに一昔前までは、今と比べれば多少合格しやすい試験でしたが、
近年では通関士の難易度が高くなっています。

その証拠に過去数年の合格率を見て下さい。

第44回(平成22年) 受験者:9490人 合格者:929人 合格率:9.8%
第43回(平成21年) 受験者:10367人 合格者:807人 合格率::7.8%
第42回(平成20年) 受験者:10390人 合格者:1847人 合格率::17.8%
第41回(平成19年) 受験者:10695人 合格者:820人 合格率::7.7%
第40回(平成18年) 受験者:10357人 合格者:725人 合格率:7.0%
第39回(平成17年) 受験者:9953人 合格者:2466人 合格率:24.8%

上記の合格率を見てもわかるように近年では、一ケタ台が多く、ここ2年の試験でもその傾向にあります。
そして、これからも一ケタ台の合格率が続くと予想されます。
この合格率の低さが通関士の難易度の高さを物語っています。

しかし、合格率だけでは一概に試験の難易度を計れないのも事実です。
合格率というのは、合格者数から受験者数を単純に割ったもので、
受験者のレベルまで現せません。

もしかしたら、合格率が低いのは、受験者のレベルが低い事も考えられます。

というよりも通関士に限らず一部の資格試験を除いては、
合格基準に達するだけの勉強をしているのは少ないのではないでしょうか!

その理由として考えられるのは、
大学や高校受験のように勉強しなければいけないという危機感がないからです。

多くの方は、なんとなくこの資格が欲しいとか、将来にために取っておきたいとか、
そこには緊急性がないので、どうしても勉強が後回しになっています。

普段の生活で、仕事やプライベートを犠牲にしてまでも資格試験の勉強をする人という方は
あまり聞きません。

ですから、通関士の合格率が低いのは、合格レベルに達する人が少ない中での数字ですので、
手が届かない程の試験ではないのです。

合格レベルに達するだけの勉強をする人には十分にチャンスがありますし、努力すればそのくらいの勉強をする事ができます。
是非あきらめず頑張って下さい。